あなたが進む道は2つしかありません
2極化が進むことによってあなたが進むべき道は2つに限定されます。
上昇気流に乗って高所得者層に行くか、下落圧力に押されて低所得者層に行くかの2つです。
2極化を正しく理解している人には当たり前すぎる話なんですけど、ほとんどの人が第3の道があると信じています。
第3の道とは「現状維持」です。
何もしなければ今と変わらないと思っている人がほとんどなんです。
それは間違いで、何もしなければ下落圧力に押されて低所得者層にまっしぐらです。
もし仮に5年後も今と現状が変わらないとしたら、それは上昇気流に乗りかけている状態か、2極化の影響を受けにくい状況にいる(ライバルがいない一人勝ちビジネスをやっているなど)ということでしょう。
よっぽど、現時点で恵まれていない限りは、下落圧力に押されてしまうと思ってください。
以上を踏まえると、僕らが歩むべき道は2つしかないということがわかると思います。
高所得者層への道
意外と意識していない人が多いですが、高所得者層への道というのが存在します。
現時点で高所得者の人だけが、5年後に高所得者でいられるというわけではなく、今から頑張って5年後に高所得者層に入っていくことも可能なんです。
ただ、当たり前なんですけど、その道を歩むのは楽ではないですし、どちらかというと険しい道のりです。
もし、あなたがその道の存在を見つけていなければ、その道を探すところから始めないといけないですし、道を見つけたところで様々な障害物が邪魔をしているので、あなたがレベルアップしない限り途中で挫折してしまうなんてこともありえるんです。
なので、誰でも簡単に高所得者層の仲間入りができるなんて詐欺師みたいなことは言いません。
低所得者層への道
あなたが何もしなかったから、こちらの道に自動的に進むことになります。
自動的にというのがミソで、サラリーマン思考の国民は転職など新しい行動を起こすことが悪だとすら考えている人も多いので、こちらの道に進む人が多くなります。
もちろん、時代の流れを読める企業はこの流れをわかっているので、低所得者層向けの商品を多数開発します。
ユニクロや100円ショップ、すき家や吉野家などの牛丼チェーン店などはその最たる例でしょう。
今後もますますこの手の企業が登場しますから、実は収入が減ったとしても、ある一定の生活水準を満たすことは可能となります。
ただ、ここに落とし穴があって、生活水準はそれほど落ちないんですけど、間違いなく質の悪いものを買わされ続けることになります。
その結果どうなるかというと、病気のリスクが高まります。
これは企業の気持ちになって考えればわかります。
消費者の収入が下がる
↓
値下げを強いられる
↓
値下げをする時は質を落とすしかない
という負のスパイラルが繰り返されていくんです。
なので、生活水準はそこまで落ちないんですけど、それなりにリスクはあると思ってください。
こう書くと、低所得者層は幸せになれなそうな印象を与えてしまうかもしれませんがそうではありません。
下落圧力にによって自動的に低所得者層に落ちてしまった人はなかなか幸せになれないと思いますが、低所得者層への道を自ら歩いて行った人はしわあせになれる可能性は高いです。
どうやって幸せになるかというと、低所得者層相手のビジネスをすれば良いんです。
もうちょっと分かりやすく言うと、自分自身が率先して低所得者層への道を歩くことによって、これから歩く人に対してはリーダーになれるわけですから、低所得者層が反応しそうなコミュニティを作れば良いわけです。
さらに分かりやすく言うと、「100均情報館」みたいなサイトを作って、100均活用のリーダーになるとか、もうちょっとマニアックなのだと、日清カップヌードルのちょい足しレシピをひたすら公開していくとかですね。
そんなので人生がより良くなるのが思うかもしれませんが、多少は良くなると思います。
サイトの広告収入だけでも月に2~3万円、年に20~30万円くらいは稼げると思いますから。
当然ですが、切り口が良ければマスコミに取り上げられますから、さらなる収入アップの可能性もあります。
コンビニアイス評論家でアイスマン福留さんという方がいるんですけど、その人は低所得者層相手にコミュニティを作って成功した良い事例だと思います。
コンビニアイスをひたすら食べて紹介しただけですから誰でもできますよね。
こんな感じで、低所得者層の道を歩んだとしても、幸せになれますから悲観することはありません。
重要なのは道を決めて歩き始めることです。
高所得者層に未練タラタラで何もしないというのが1番ダメな行動なので、早いとこ自分の歩む道を決めて欲しいなと思います。